皆様、こんにちは。令和3年度より会長を務めさせていただくことになりました、29回生の田村 秀子です。たんぽぽ会とは平成15年頃から、研修担当として、また副会長として関わってきました。前会長の永井先生は、脇川先生、宮城先生、井口先生に続いて平成21年度から会長を務められ、12年間もたんぽぽ会をリードしてくださいました。その足元にも及びませんが、たんぽぽ会がこれからもずっと続き、発展していくように、新しい会長として精一杯務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、新型コロナウイルス感染の拡大により、私たちの生活は大きく変わりました。人と関わることを制限しなければならず、大勢で集まることや近距離で接することが難しくなりました。幼稚園や保育園、こども園では子供たちの遊びや学びの保障と感染予防の両立に苦労されていることと思います。先生方の対面での研修も少なくなり、リモートでの実施が多くなりました。
そのような中、たんぽぽ会では今まで続けてきた研修を止めないために、昨年度から新しい試みにチャレンジし始めました。ICTに強い、若い先生方に力を発揮していただき、今回初めてリモートでの総会・研修会が実現しました。
たんぽぽ会のよさは、同窓生とのつながりをもてること、そして研修を通して様々な刺激を受け、楽しく学べることです。幼稚園科で学んだつながりを大事にし、興味・関心を広げて学び合い、これからの困難な時代をたくましく生き抜いていきましょう。
今まで、たんぽぽ会の「たんぽぽ」は、綿毛を全国に広げる意味と考えていましたが、新しい時代の中で、その意味はしっかりと根を張る強さでもあると思いました。どんなところでもたくましく根を張るたんぽぽのように、コロナ禍でも工夫して、楽しい研修を続けていきたいと思います。
実際にお会いして学び合うのはなかなか難しいですが、リモートの研修会で同期の友達の顔が見えた時は嬉しくて、元気が出ました。全国の会員の皆様とこうしてつながり、共に学び合えることを嬉しく思います。 これからも時代に合わせて柔軟に進化し、元気の出るたんぽぽ会にしていきたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。